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ISOの認証を取得していますか。
ISO9001、ISO14001を取得しています。
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RoHS規制対象物質へはどのように対応していますか。
弊社ではRoHS規制対象物質を含む製品の製造・販売を行っていません。
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海外への輸出は可能ですか。
国内外の商社様経由で主にアジア向けで輸出を行っています。
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SDSはどのようにして入手できますか。
製品情報ページの下「製品取扱説明書・技術資料ダウンロードはこちら」からエントリーしていただくか、「お問合せ」ページからエントリーして下さい。後程、弊社担当よりご連絡申し上げます。
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めっき加工や板金塗装加工を依頼したのですが。
弊社は表面処理の薬剤や研磨材のメーカーでございますので、加工業務は承っておりません。
しかしながら、ご依頼内容によっては加工業者様をご紹介することは可能です。 -
自社製品の製造を委託することは可能ですか。
弊社では数多くの受託製造実績を有しております。
試作から量産まで品質検査を含めて責任を持ってお引き受けいたします。
是非一度ご相談いただければ幸いです。 -
どのような分野で販売実績がありますか。
以前から装飾用途で多くの実績を持っていますが、現在では電子部品をはじめとした機能性用途が主な販売分野となっています。
特に電気Niめっき関係で多くの実績を持ち、装飾用途の他、コネクタ・リードフレーム・プリント配線板といった電子分野、切削工具、電鋳、メタルマスク等、幅広くご採用いただいております。 -
ニッケルめっきの特徴を教えて下さい。
ニッケルは同じくめっきに多用される銅、亜鉛、スズなどと比べて硬い金属であり、優れた耐食性でメタル調外観を維持します。
ニッケルめっきはそのニッケルの優れた特性を活かし、下地保護、摩耗防止、金属拡散防止など、幅広い用途で利用されています。
一般的にニッケルめっきは電気の力を利用した電気ニッケルめっきと化学反応を利用した無電解ニッケルめっきの2種類に分けられます。電気ニッケルめっきはめっき皮膜の析出が速く、管理が容易で無電解ニッケルめっきと比べてランニングコストが安いという特徴があります。一方で無電解ニッケルめっきはめっき皮膜の均一性に優れており、電気ニッケルめっきと比べて耐食性が良いという特徴があります。 -
ワット浴とスルファミン酸浴の違いについて教えてください。
スルファミン酸浴はワット浴と比べ、高速めっきが可能、均一電着性に優れる、内部応力が低いといった特長を有しています。
但し、薬剤コストが割高となるため、主に生産効率や機能性を重視した製品に適用されています。 -
ニッケルめっき用添加剤はどのような役割を果たしますか。
添加剤を使用することによって、ニッケルめっき皮膜の外観、硬度、内部応力などを変化させることができます。
添加剤は主に1次添加剤と2次添加剤に分けられます。装飾用途では強い光沢が求められるため、2種類の添加剤を適切に混合して使用されます。電子部品などの機能性用途では強い光沢は必要とせず、硬度や柔軟性とのバランスを重視する傾向があるため、1次添加剤のみを使用する場合が多いです。 -
コネクタへのめっきはどのようなめっきが一般的ですか。
銅合金素材上にニッケルめっきを下地めっきとし、その上に金めっきやスズめっきを施す仕様が一般的です。
工法としましては、高効率・大量生産が求められる場合が多く、フープめっき仕様が一般的です。また、高効率・大量生産に適したスルファミン酸Niめっき浴が多く採用されています。 -
フープめっきとはどのようなめっき方法ですか。
Reel to Reelめっきとも呼ばれる工法です。
リールに巻かれた条・箔・連続端子などを水平に送り出し、前工程から各めっきまでを連続加工で一気に処理し、後ろのReelで巻き取るという高速連続めっき処理の工程になります。 -
フープめっきの実績はありますか。
弊社ではコネクタ用途などで多数の実績を有しています。
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フープめっきに対応した添加剤はありますか。
弊社ではニッケルめっき用の添加剤をラインナップしています。
前処理剤もございます。 -
亜鉛めっき用添加剤の取り扱いはありますか。
自社ブランド品の販売は行っておりませんが、弊社提携先であるSurTec社の製品を取り扱っております。
お声掛けいただければ、SurTec社の製品をご紹介させていただきます。 -
「ALMAポリッシングシステム」とは?
「ALMAポリッシングシステム」とはムラタ独自の研磨粒子を配合した自動車補修用コンパウンドを中心とした製品ラインナップによる「磨き」のシステムを指します。
コンパウンド、専用バフ、溶剤/アルコールを含まないコンパウンド拭き取り剤で構成されています。 -
「HiGlide」とは?
「HiGlide」とは微粒子タイプの超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)にムラタ独自の技術で表面処理加工を施した製品です。
UHMW-PEは優れた耐摩耗性、耐衝撃性、摺動性を持つ一方、疎水性で他の物質との親和性がないことが欠点でした。ムラタは独自の技術でUHMW-PEの表面を改質することによって、他物質との親和性を付与し、課題であった粒子の脱落を改善し、優れた特性を持続することに成功しました。
塗料、ゴム、グリス、ウレタン等へ添加することによって摺動性などの効果を付与することができます。
弊社製品NPCめっきプロセスはこの「HiGlide」を共析させたニッケルめっきプロセスです。 -
「KASUMI」とは?
「KASUMI」とは一般的にサテン調ニッケルめっきと呼ばれる装飾用ニッケルめっきの一種です。
しかし、一般的なサテン調ニッケルめっきで用いられる界面活性剤や微粒子を一切含まない画期的なめっきプロセスとなっています。界面活性剤や微粒子を含まず、浴の管理は通常の電気ニッケルめっきと同様であり、特別な設備も不要であるため、非常に管理が簡単で劇的なランニングコストの改善が見込めます。